2022年12月14日水曜日

Pixel 初代購入

2022.2.1にPixel 〜Pixel 4a 5G、Pixel 5までのGoogleフォトへの元の画質での無制限無料アップロードが終了し、節約画質での無料アップロードになってしまった。

いろいろ時間をかけて試したところ、節約画質でも静止画の写真なら問題ないのだが、動画は4Kだと明らかに劣化してしまう。

そこで今でも元の画質のアップロードが無制限無料のPixel 初代、しかも電池容量が大きいPixel XLを買えば安心とおもい、色々探し結局中国にしか新しいものがないのでebay.ukで注文して2ヶ月待ったらNOKIAのGSM時代のガラケーが届いてしまった。売主とやり取りして交換を依頼したが、ebayの規則なのかガラケーの中国への返送が必要で骨が折れた。しかも最後は代替品を受け取れず返金になってしまった。返送料と苦労が無駄になった。

懲りずに、またもやebayで、今度はもっと評価の高い業者を選び、新品封入されたXLでないPixel 32GBを買った。それがやはり2ヶ月かかり昨日届いた。

Pixel 7 proからPixelへ溜まっている写真をResilio Syncというアプリで送ってみるとあっという間に32GBの容量をオーバーしてしまい、どうしょうもなくなったのでファイルまとめての同期をやめ、Pixel 7 proのフォルダごとにファイルを同期して、その後、少ない分量づつ手作業でGoogleフォトにアップロードした。とんでもなく時間がかかった。
以前も、Googleフォトの容量を消費している写真と動画を手元のパソコンにダウンロードしてからPixel 3で再アップロードし直して容量消費をなくそうときて苦労した。そのときはまだGoogleフォトの仕組みをよく理解しておらず、また2022年2月から11月までの大量の写真を処理したため、写真が消えたり日付が狂ったり思い通りにはならず今日の10倍ほど苦労した。

Googleフォトアプリはクラウドを制御するだけでなく、スマホ内部の写真・動画も同時に処理しているので、時間があったらその動作原理的なものを整理して記したい。

買ったものは封がしてあったが、電源を入れると80%ほど電池が充電されていた。2016年の発売の品なので電池が5年も経って80%はありえない。また、初期設定中に1、2分アップデート表示がありプログラムのダウンロードがあったのかもしれないが Androidバージョンが10になっており、発売当時のバージョン7から思い切り上がっている。
これは、2016年に発売された新品を保管していたのではなく、部品を最近組み立て、箱も当時のものを用意して中国の工場でラッピングし直した品物かもしれない。
accubatteryで計測するとバッテリーは88%程度の残量だった。

2022年11月19日土曜日

Pixel での天体撮影

Googleフィードで勝手に出てくるニュースに Pixel 7 は天体撮影モードできれいに撮れないというブログがあった。
そのブログのいいたいことは Pixel 5 だと引き締まった黒い空に星が写るが Pixel 7 では灰色の薄明るい空に星が写り、写真が全く夜空の星に見えないということだ。

思い当たる節があったので夜中に撮影して確認してみた。
まず、Pixel 7 pro を三脚で固定し、天体撮影モードに入ったところでただシャッターボタンを押してみた。完全オート撮影の(露出、シャドウを無調節の) Pixel 7 pro ではいつもこのようなどこかムラのある白っぽい写真になり全く夜空の写真にはならない。

これが天体撮影機能のない完全オート無調整の Pixel 2 だと次のようになる。手持ち撮影だが自動的に夜景モードになり数秒間露出された。珍しく肉眼でたくさん星が見えた日だったので十分たくさん星が写っている。


Pixel 7 pro は天体撮影モードでシャッターが切れるのに4分以上かかったので寒い中時間をかけて何度か撮影したが、どの写真も白ぼけて変な写真しか撮れない。
ふと気づき、画面上の露出バーを下げたり、シャドウバーを下げたりしてプレビュー画面が夜空らしくなるよう調節してみた。右側の2つの調整用のバーが露出、シャドウで合っているか確認するためにヘルプを見てみると天体撮影ではこの2つを調節しますと書かれていた。

まず、露出を暗くして肉眼で見えるのと同じくらいの暗さにすると夜景モードから数秒経っても天体撮影モードには移行せず、ずっと夜景モードでの撮影しか出来なくなった。星が殆ど写らず真っ暗な写真になる。

次に天体撮影モードに移行されるぐらいの暗さにしたところ、建物が一応写るぐらいの明るさになり星もいくつか写った。


しかしまだ Pixel 2 の夜空より星が少ないので、さらに調節してみたところ、こんな感じまで改善した。明るく白っぽいところが撮影されないよう2倍の望遠にして空のより暗いところを狙ってみたが44秒ほどの露出時間で撮影された。



寒い中、小一時間ほど撮影に時間がかかり、Pixel 2 なら一分もかからず撮影出来るのに比べ酷く大変だった。電池も40%分ぐらい激減した。Pixel 7 pro の天体撮影がうまく行かないのは Pixel 6 以来の問題だと思うが、Tensor などという韓国三星のもののせいだと思うので Snapdragon を使ってほしいと思います。

2022年11月13日日曜日

Leitz Phone 2

ソフトバンクがライカのスマホの2代目を出した。2022.11.10発表で、2022.11.18発売開始だそうだ。

ライカと書いたが、スマホのほうはLeitz Phone 2 という商品名であり、Leica ではなく Leitz である。とすると、Leica は Leitz Camera の略なのだろう。知らなかった。

レビューによると何を撮っても味のある写真になる「Leitz Looks」というモードがあるそうだ。気になる。


レンズは単眼でF1.9、35mm換算19mmの焦点距離とのことなのでかなりの広角レンズである。ほっておくと最初から絵はかなり遠い感じに仕上がると思ってしまうが、実際の作例を見ると普通の焦点距離のレンズで撮った感じに撮れていたのでLeitz Phone 1代目と同じくデジタルズームの代わりに4720万画素のデータをトリミングして画角を狭める機構なのだろう。

買って見たいが22万円を超えるとのことでどうしようか?

2022年11月9日水曜日

Pixel 7 pro での皆既月食の撮影

Pixel 7 pro が30倍ズームの撮影ができるというので2022.11.8の皆既月食はどのように撮影できるのか楽しみにしていたが、結果はいまいちだった。

月といえば、華為のmate 30 proが同じく30倍ズームでくっきりとした月面写真が撮れることを売り物にしていたが、あまりにくっきりと撮影できるので元々スマホ内に保存している画像を使用しているのではないかと疑いをかけられていた。

mate 30 pro は光学3倍ズームなのでPixel 7 pro の光学5倍(4.8倍としている場合もある)より荒っぽくなるのが普通だが、月の写真はmate 30 pro のほうが圧倒的にクリアだ。ちょっとあり得ない結果なので mate 30 pro はチートしていると思ってしまう。
さすがに皆既月食の画像をスマホ内に保存してはいないだろうから mate 30 pro で皆既月食を撮影すれば疑惑の答えは出る。誰か撮影した結果を公表しないだろうか。

Pixel 7 proで月を撮影して分かったことは三脚で固定しないと月の模様は撮影できないということだ。手持ちで撮影するとただの光の塊になってしまう。

★手持ち撮影の場合★
☆三脚撮影の場合☆

光学で30倍だと月はキレイに撮影できるのだろうか?

2022年11月5日土曜日

Pixel の天体撮影機能

街の灯りが少ないところに行くと星がよく見える。

今までよく見えたところは、
・白布温泉(山形県米沢市)
・日光湯元温泉(栃木県日光市)
・はいむるぶし(沖縄県竹富町小浜)
・高湯温泉(福島県福島市)
だろうか?
天の川まできれいに見えたのは、白布温泉と高湯温泉だ。高湯のほうがたくさん星が見えた気がする。

Pixel はこのような星空を写真に出来るというので何度かトライしたが、夜景モードと比較にならない長時間露出なので周辺がちょっとでも明るいと写真にはっきり明るい部分が出てしまい、自宅ではうまく撮影出来た試しがなかった。
ところがこのところ朝の3時、4時ぐらいにベランダに出て空を眺めるとそれなりに星が見える。月がないのと雲がないことで明かりが少ないのが功を奏したのかオリオン座がはっきり見えた(オリオン座は本来どこでも見える明るさだとは思うが)。
高湯温泉で天の川を見たときは感動したので、それを写真にできるならば理想だが、自宅でも星空が撮れれば楽しい。
100円ショップで400円ぐらいの三脚を見つけたので、それで自宅の星空を撮ろうとやってみたが華奢で、ちょうどいい角度にしようと台の部分を何回か動かしたらカメラだったら直接ねじこむことになるネジが折れてしまった。なんとネジはプラスチック製だった。しょうがないので、撮影時期に間に合うか分からないが、
「SmallRig フレキシブルミニ三脚 スマホ 三脚 くねくね三脚 どこでも固定可能 iPhone 13/13 Pro/Pro Max用ミニ卓上三脚 BT-15 BeautyPod 1.5K 3446」という商品をAmazonで買った。ネット検索してhttps://my-best.com/6570 でおすすめ第一位になっていたものだ。使えるものだといいが。

Pixel 7 pro を使った夜の撮影で気付いたが、夜空をビデオ撮影すると、倍率 x1は目で見たのと同じような明るさで見えるが、倍率x0.5だと画面が真っ暗になった。しかも、倍率x0.5とx1、x5を行ったり来たりするとスマホが再起動してしまった。
超広角レンズのF値を調べるとF2.2でそんなに暗くない。しかし、ビデオ撮影ではF8ぐらいの暗さに感じた(写真撮影時には明るい)。本当に光学的にF2.2か疑わしい。倍率をx5にしたら望遠レンズに換わるのかまだ調べがついていないが、x0.5はx5より圧倒的に暗い。故障かと思ったくらいだ。動画はTensorチップでリアルタイムに補正ができないのでx0.5での動画撮影の暗さ・再起動は超広角カメラがかなりの低性能であることを示しているように思えてならない。

2022年11月3日木曜日

Pixel 7 proのマクロ撮影

Pixel 7 proで花の写真など対象に寄った撮影をしていると、画面に花のアイコンが出てくる。マクロモードになっていますよ、という意味である。
ただ、通常モードからマクロモードに入るのは素早いが、マクロモードから通常モードにはなかなか戻らない。ちょっと離れるだけではダメで、別の方にレンズをいったん向けて再度目的の撮影対象に戻らなければならない。
しかも、マクロモードはパンフォーカスになっていてボケ写真が取れない。撮影中スマホの画面上で「いい感じにボケて来たな」と思うとマクロモードに入ってしまい詰まらない絵になって、通常モードに戻りたくても戻れないということが続いている。
(余談だが、外国人が書いた記事の中に猫をマクロモードで撮った写真があったが、背景がボケていた。これはマクロモードで撮影していないか、後付けでボケをしたと思われる。誤解を生むような作例はやめてほしい)

と、ここでマクロモードはスマホの初期設定のときにONにしたからOFFにできるよな?と思い検索すると花アイコンをタッチすればマクロモードが外れるという記事がありました。知らなかった!
今度試そう!

⇒翌日、朝に試しました。マクロモードを簡単に外せました。
マクロモードで花を撮ろうと思っていましたが、実際使ってみるとマクロモードは虫眼鏡を使っているような距離感でした。ピントが合う範囲で約4cmまで寄れました。もっと寄るとピントが外れます。

2022年10月31日月曜日

Pixel buds proのノイズキャンセリング

Pixel 7 proを買ったら35,000円のクーポンがついてきたのでPixel buds proとワイヤレス充電器を買った。

Pixel buds proを通勤電車で2、3回使ったがよく外の音が聞こえるという感想だった。Pixel buds Aも持っているがノイズキャンセリングが欲しくてPixel buds proを買ったのに、操作方法を全然調べてなくてさっき初めてノイズキャンセリングを有効にしたら通勤電車の中なのに全く無音の中で音楽を聞いているような効果があった。
元々ソニーなど国産メーカーは犯罪に悪用されないように一定周波数帯はノイズキャンセリングを効かせておらず、結局効いているのか・いないのか分からないといったレベルの効かせ方であった。
さすがアメリカは日本の遠慮シイシイとは違って半端じゃない効き方だ。別世界!

2022年10月29日土曜日

Pixel 2で通話出来るSIM

Pixel 2にpovo 2.0のSIMを入れても通話出来なかったので代わりにLINEMOのSIMを入れてみた。
なんと、何もひねりもなく通話出来てしまった。

VoLTEの設定も不要のようだ。IMS未登録であっても通話が出来る。
データ通信も*#*#4636#*#*でLTE onlyに設定しなくても通信出来る。

ソフトバンクは中国国内の機種がそのまま使えるような回線にしているそうだが、Pixel 2についてもメーカーは台湾のHTCとはいえ中国大陸で製造しているとすると何の設定も不要なデフォルト状態で中国回線が使えると便利なのだろう。

Pixel 7 proでRAW現像

つい最近まで知らなかったが、GoogleがSnapseedという無料のRAW現像アプリをリリースしていることが分かった。
調べると元々はiPad用アプリだったがGoogleに買収されAndroid用をリリースしたようだ。
Pixel 7 proを買ったのでRAWデータを出力するオプションを有効にし、RAWデータをSnapseedで現像してみた。
露出、ハイライト、シャドウ、コントラスト、ストラクチャ、彩度、色温度、色合い、の8種のパラメータを調節して確定させれば現像は終了だ。
調整しないでそのまま現像することも可能。
調整すると自分の好みの明るさ・色・雰囲気に仕上げることが出来る。

現像後はPop, Accentuateなどのプリセットフィルタが選べるようになっており、現像後の加工的なことも簡単に出来るようになっている。

Pixel 2 と au 回線

最近の機種とは違い、手に馴染む重さ・大きさのPixel 2は、動作も最高にキビキビしているので持ち運ぶ相棒として最適だ。
実際、スボンのポケットに入れても軽くて小さいので全然気にならない。

そこで家にあるpovo 2.0のSIMを入れて電話として使おうとしてみたところ電波を掴まない。
ネットで調べると音声回線ではなくUQモバイルのデータ専用SIMでモバイル回線として使うことの出来た人がいた。設定は *#*#4636#*#*と電話アプリで押して通常見られない画面を開き、LTE onlyを選ぶだけだ。
確かにこの方法でデータ回線でpovoは繋がるようになったが、電話としては使えない。IMS未登録のためだと思うが、APNにimsという名称のものを足すという方法もうまく行かない。
別のIMS登録の方法として、
というのもあったが、Android 11では同じ操作はできず回線の選択を手動にして選ぼうとしたところ「KDDI」という選択肢は出るが「KDDI (4G)」は出ない。KDDIを選んだところ
というエラーメッセージが出てきて通話が出来ない。回線は次の図の状況になる。

音声だけがうまく行かない。IMS登録とはどこに対してどのように行うべきものなのか全然分かっていないが、povo 2.0は特殊なのだろうか? 
(何かのニュースで読んだが、KDDIは、確かシンガポールの企業のパッケージをそのまま買って提供しているらしい。外国ではトッピングというシステムが普通らしく、KDDIはそれを自社開発しないで丸ごと買ったそうだ。)

Pixel 2のバンドはどうなっているかと言えば、カタログでは、ほぼ全バンドカバーしているから
何も問題はない。
しかし、バンド選択画面を見ると、
少ない。
一方、Pixel 6aは、
となっており、だいぶ違う。

電波のつかみも、
のように違う。
Pixel 7 proは44051を掴んでいるがPixel 2は 44050を掴んでいる。
先ほど掲げた
のメッセージ通りであり、VOLTEで使用している電波がつかめない。

同じAndroid 11で同じく44051を掴めなくなった人が質問していたが回答は得られていない。



2022年10月26日水曜日

Pixelの連続購入

このところPixel 5a, Pixel 4, Pixel 6a, Pixel 7 pro, Pixel XL, Pixel 2と半年も経たないのに立て続けにスマートフォンを買っている。
元々持っていたPixel 3以降買っているのはPixelばかりだが、最近連続して何台も買ってしまったのはいい写真を撮りたいと思う、その一点だ。

Pixel 3の前はSO-05Hという型番のドコモ Xperia Z5 compactだった。この機種は新カメラセンサーを搭載した意欲的な機種との触れ込みだったが、ドコモで10万円以上で買ったところ実際には周辺部の歪みが酷い広角レンズだったので写真のきれいさの前に歪みが気になってしまい、カメラとしては全然気に入らなかった。

しかし高かったのでローンがある2年間は我慢して使っていたところ、そのローンが終わりかけのときに馴染みの美容師が持っていたPixel 3を見せてくれて、すごくいい、ドコモアプリは何も入っていない、修理もGoogleに出すのでドコモから買ってもGoogleから買うのと変わらない、と教えてくれた。ドコモのやり方に飽き飽きしていた僕は白ロムのドコモPixel 3新品をすぐに買った。5万円だった。

実際に使ってみてもPixel 3は最高だった。全バンド対応なのでSIMロックを外したらSIMは何でも使えるし、カメラも最高にきれいに撮れる。長く使おうと中国のaliexpressでバッテリーも4個買ったり、中古でPixel 3を買い増ししたり、バッテリーがaccubatteryによれば85%ぐらいまで劣化したので近所の店にバッテリーを持ち込み、1万円で交換をしてもらったくらい長く使うつもりだった。

しかし、写真は追求するとキリがなくPixel 3を使いつつDxomarkでいつも評価のいい他機種は気にしていた。HuaweiやOne plusは評価がいつもよく、妻に使わせているp20liteであってもPixel 3よりきれいに撮れるときもあるのでカメラ重視の機種はいつも気にしていた。

そんな中、結構奥日光の戦場ヶ原に植物観察に出かけることが多くなり、歩ける範囲から見えるものは遠くにあったりするのでPixel 3のデジタルズームではうまく撮れず残念だと思うことが多くなってきた。そこで見かける人の中にも一眼レフに巨大な望遠レンズをつけた人が何人もいて望遠レンズのスマホが欲しいとよく思うようになった。

そんな気持ちでいるときにPixel 5aを買うとPixel 3を25,000円で下取りしてくれるというので、Pixel 5aは望遠レンズはないが絵がきれいかもしれない、動画もPixel3よりは得意そうだという漠然とした思いで2台あったPixel 3の1台を下取りに出した。
ところが新しいPixel 5aがやって来て使ってみると、ビデオ撮影でものの1分も経たないうちに加熱で撮影がストップする。何度やっても同じだ。調べたところPixel 5aは加熱しやすいことが分かった。停止するまでの時間は個体差があるようだが1分という短い口コミはなかった。ただ、交換してもらっても改善しなかったという口コミもあったのでGoogleに苦情を出しても交換になるだけで解決しないだろうと思い、交換を依頼せずビデオを使わないで写真だけを撮るように努めたが、それでもちょくちょく加熱で停止した。

どうしようと思っているうちにすぐPixel 6aが発売になり、下取り増額キャンペーンがあった。試しにGoogleストアで買う直前まで進んでみるとかなりの高額でPixel 5aが下取りされる。
いったん購買をキャンセルし考えた。Pixel 6aを買ってPixel 5aと手を切り、望遠はPixel 4の中古を買って2倍望遠レンズを使えばそれなりにきれいに撮れるのではないかと皮算用した。
ところが一時間後くらいにもう一度Googleストアで買い進めると下取り価格が変わっていた。しかし惰性でそのまま購入まで進んでしまった。実際には下取りに出した買ったばかりの53,900円のPixel 5aが、24,400円になってしまった。最初の高値がいくらだっかは覚えていない。

結構失敗だったと悔やんだが、当初のもくろみどおりPixel 4を物色したら22,800円で中古極美品という外装がきれいなものを発見した。これがいいと思い買って使ってみたところ、バッテリーが弱くすぐになくなる。accubatteryを入れて測定したら80%を切るような具合で劣化が進んでいた。世の中の人は外装に気をつけるような慎重な人でも充電は適当ですぐに充電しっぱなしにしてしまうのだろうと推測した。
こんなPixel 4で写真を撮るとすぐにバッテリー切れになってしまうので、Pixel 4はカメラ専用とし、バッテリーを消費しにくい設定に変更し、さらにスーパーバッテリーセーバーを常に有効に変えた。これだと普通には使えないので、スマホとして日常的に使うのはPixel 6aに集中させることにした。もう1台あるPixel 3は妻にあげた。妻のfacebookのアカウントが乗っ取られ、その後もよくログインされそうになることがあったのでもしかして華為p20liteのせいかと思い、中国メーカーのAndroid (AOSP)を改変したOSは使わないことにした。これで残念ながらPixel 3で写真を撮ることはなくなった。

Pixel 4の望遠写真はPixel 3と比較して驚くほどきれいだったが、さらに外付けレンズを付ければ光学倍率でPixel 6 proに近づくかもしれないと思い、物色してスマホケース一体型外付けレンズを中国aliexpressで購入した。到着には何十日もかかったが、喜び勇んで取り付けて超広角と望遠を何度も試してみたが、外付けレンズは質が悪かった。レンズの軸がずれ、かつコーテングが不十分で光量不足であり、絵があまりきれいにはならなかった。オートフォーカスも誤作動し始めた。
Pixel 4とPixel 6aの比較もした。色味の再現はPixel 6aのほうが正確だが、Pixel 6aはなんかつまらない気がしたので超広角はPixel 6a、それ以外の写真は全部Pixel 4で撮ることにした。たぶんPixel 6aは空が全部青くなるのでつまらなく感じたのであろう。

そうしてPixel 4で戦場ヶ原や湯ノ湖で撮影を楽しんでいたが、しばらく経つとPixel 7 proが予約開始になった。ニュースでPixel 4下取りが61,500円になることが分かり買うべきか迷った。世の中のPixel 4が売切れてしまうほど話題の高価買取だった。ただPixel 4はハイエンドとして開発されただけあって動きもスムーズでカメラもよく、気に入っていた。
迷ったが下取りはキットを送らなければキャンセルできることが分かっていたので思いきってPixel 7 proを予約した。今から思えばPixel 5a, 6aと立て続けに買ったので手元にクーポンは山ほどあり、クーポン番号をダメ元で全部入力しておけばシステムのエラーチェックが弱く10%オフ、10%オフ、15%オフと三つとも全部適用されたらしいのに10%一つしか入力しなかったのは残念な判断だった。
しかし、本当にPixel 4を下取りに出すかは迷いに迷っていた。Pixel 4がなければGoogleフォトの無料容量が使えなくなる。しかし、Pixel 4は既に高騰しているのでいったん手放すとまた買おうと思っても61,500円−22,800円の下取り利益額では買えない。ただ、別の機種を買えば無料容量は手に入る。
Pixel 7 proを予約してから結構配達まで時間があったので迷う時間も長かったが、とうとうPixel 7 proが到着したのでPixel 4とカメラを比較した。結果はPixel 7 proのほうが精細、色味や雰囲気はPixel 4のほうが赤みがかかっていて好みの問題だが良さげだった。だが機種を使い分けると面倒なので思い切ってPixel 4は下取りに出すことにした。

Pixel 7 proだとGoogleフォトの容量を消費するので初代Pixel XLを注文した。古い機種なのでXLのほうがバッテリー残量があるだろうと判断した。いいものが日本にはなかったのでたまに使うebay.ukで注文した。
これが大失敗で、待ちに待ったあと届いたのはノキアのGSMオンリーのガラケーの新品だった。
びっくりして詐欺を疑ったが、機種が違う旨を連絡すると付属品と箱はいらないから本体だけ一番安い送料で送り返せ、DHLなど急便は各戸に配達されないので使うなとのこと。
そんなふうに本体だけ返送なら使う予定がないのだから送らなくてもいいんじゃないかと聞いても送れの一点張り。
機種代だけでなく返送料も損をするかもしれないが安く送るなら手段は郵便しかないと思い調べたが、国際郵便のホームページが矛盾だらけで古い記述と新しい記述が混じって何が正しいか分からない。しかも送付状を作ろうと思ってもなぜか一番高い国際小包のものしか作れない、など散々郵便局サイトには苦しめられた。
結局郵便局で聞いたらホームページの記述は古すぎて使おうとしたサービスはもう止めたサービスだった。フザケンナという気がした。
今使える一番安い方法で何とか国際郵便を送り、先方にやっと届いたらebayの返金クレームのcaseをcloseしてくれと言われそれをやろうとしたらもう二度とクレームを出せなくなるがいいかとebayのサイトで警告画面が出た。躊躇して売主にcloseしかねると連絡したら翌日返金したと言われてしまった。国際郵便代780円を取り損ねたがもうebayのサイトではクレームが閉じられ何も出来なくなっていた。

そんなことがあり、Pixel XLを買えず困っているとヤフオクでPixel 2を売っていた。3個ぐらいあったが有機ELの左下が液漏れで紫になっているものが一番安く6,000円だった。初代Pixelを買うかもしれないし、当面はこれでいいかと思い安いのを落札した。
届いて箱を開けたら猛烈にカビ臭い。何が起こったか分からないくらいだったがUSB-Cの充電口は真っ黒でカビのかたまりだった。きれいに見える液晶や背面を触ると手が強烈にカビ臭くなる。そしてバッテリーをaccubatteryで測定したら2700mA中900mAしか残量がなかった。画面は左下の濃い紫の液漏れだけでなくほぼ画面全体が薄く液漏れしていた。信じられないほど劣悪な商品だった。
ひたすらアルコール消毒したり洗ったり充電口、SIMスロットを掃除したりして改善に努めたが
改善しなかった。どうしたらこんなにツルツルの表面にカビの臭いが染みくのか謎だった。売主に聞いたら段ボールに入れていただけでカビには気が付かなかったとのこと。こんな返事をするなんて詐欺かキチガイのたぐいだろう。付属させると言っていた充電器と充電ケーブルがなかったので後で送ってもらったら新品で包装してあるものなのにコレもどうしょうもなくカビ臭かった。特にケーブルは洗っても洗っても臭い。信じられない。

Pixel XLに続き、Pixel 2もトラブルでくたびれてしまった。よく考えたらPixel 5aの購入の時から細かくトラブルが続いている。
もうデジカメにしようかとよく思うが、デジカメ単体だとGPSの記録ができない、凝った写真はRAW現像前提で撮影ファイルをPCで管理することになる、ポケットから出すだけの小型機はスマホと変わらない画質である、などのことが嫌で無駄な出費をしつつスマホで頑張っている。

昨日は性懲りもせずebay.ukでまたもや初代Pixelを買ってしまった。今度はXLではなく容量も32GBのものなのでスペックダウンである。しかし嘘かもしれないが封入箱入り新品だというので期待している。バッテリーも劣化していないといいのだが、バッテリーは全く使用せず放電しすぎると容量がなくなるので新品だからと手放しでは安心できない。

問題のPixel 7 proの絵はある程度は期待していたが、まぁ結局普通であり、従来のPixelとそこまでは違わない。おそらく画素数の少ないセンサーから得られたデータをコンピューターで繊細にするという革命を起こしたLevoy教授は、Pixel 1, 2でやり尽くしたのだと思う。だからサムスンセンサーを使う決定のあとGoogleを辞めたのだろう。おそらく5000万画素のような高精細データはコンピューターで補完するのではなく別の新しいアプローチで加工しないとこれ以上きれいな画像は得られないのだろう。だから今は、各社の採用センサー勝負になってしまっている。
一眼レフの画像は、出てくるデータがそのまますごい絵になると言うわけではなく、結局はエラーが少ない正確なデータだからRAW編集ソフトウェアで編集しやすく、意図する芸術的な絵が得られやすいということだと思う。
だから芸術的に見えることを数学的に解析できればスマホでも素晴らしい絵が得られる可能性はある。今はまだコンピューターがスマホのRAWデータが正しいかエラーデータなのか判断できないし、レンズから被写体への距離もRAWデータから完全には判断出来ていないからスマホではいい絵が得にくいのだと思う。

2022年10月24日月曜日

Pixel 2 購入とGoogleフォト

2022.10 記

Pixel 2を急遽買った。本当は初代Pixelを買うつもりだったがebay.ukで注文したら業者が間違ってnokiaのGSMガラケーを送ってきた。相手が思いがけず中国人だったので散々苦労して返送し正しい機種を待ったが結局返金になり買えなかった。

Pixel 2もPixel XLも目的はGoogleフォトの無制限アップロードである。Pixel 3を愛用していたので元の画質での無制限容量に慣れていたが、2022.1.31でそれも節約画質の無制限に変わり、その後Pixel 3がPixel 5a購入の下取りとなったので代わりが必要だった。Google Oneの料金を払えば元の画質は使えるが、試しに払って元の画質でしばらくGoogle Oneを使ってみたところ4K動画もあるし、写真の量も膨大でどんどん容量がかさみ、100 GBあっても半年も持たなさそうだった。
節約画質だと動画も写真も容量が数分の1から半分くらいにはなるだろうが、それでも100 GBはすぐになくなってしまう。1テラバイトの契約だとどのクラウドでも月1300円ぐらいかかり、それ以上の容量が必要な可能性もあるので有料はあまり気が進まなかった。

Googleフォトでは写真は元の画質でも節約画質でもまず区別が付かないが、動画は一目で分かるくらい結構劣化する。情報量が多い地面や植物とかパンをして流れが早いような画面は、見えていたものが見えなくなり、もやもやと濃い霧がかかったようなぼんやりした絵になる。
写真愛好家はRAW画像を現像することもあってクラウドではなく手元のPCに保存する人が多いようだ。しかし、自分としては手軽に写真を取るスタンスをなくしたくない。絵がきれいだというシグマのFoveonセンサーのカメラは欲しいが、シャッターチャンスをなくすような撮影スタイルが必要というので買うのを我慢している。
動画も4Kで撮影すればきれいでいいと思うが、テラバイトクラスのクラウド料金も払いたくないし、手元PCを立派なものにするのも嫌なので今のところFull HDで撮影してGoogleフォトに保存しようと思っている。

そう考えるくらいならPixelを買って4K動画だろうが高画素fovenのRAW画像だろうが元の画質を無料で無制限に保存できればいいのだが、まだ買えていないので日本で買えて、どんな機種なのか興味のあったPixel 2のうち一番安いものを買ってしまった。

Pixel 2はサイズもよく、軽く、動作もキビキビだ。でもアップロードしたものは節約画質だと容量にカウントされないが元の画質だと容量を食ってしまう。
しかし、Pixel 2を使わず元の画質を何処かに保存しておき、後で買うだろうPixelで元の画質でアップロードするのも大変だ。

既にGoogleフォトで容量を食っているPixel以外の機種の写真や動画を一度ダウンロードしてPCに保存し、整理してからPixel 4経由でGoogleフォトに節約画質で再アップロードするということをやってみたがもうやりたくないというくらい大変だった。
日付は狂うし、重複もあるし、モーションフォトの写真はGoogleフォトからZIPでダウンロードすると2つのfileに分かれるし実態は一秒の動画MP4なのでどうアップロードすればモーションフォトに戻ってくれるのか分からないし、たった2022.2.1から2022.9.30ぐらいの8ヶ月分の撮影データだったが困ったことばかりだった。
その経験はもうたくさんなので、Pixelを買うまでは節約画質でPixel 2でアップロードして元の画質のファイルは消すことにした。なお、Pixel 4はPixel 7 proの下取りになったので撮影の主体はPixel 7 proであり、これで撮ってPixel 2でアップロードすることになる。
Pixel 6aもあるが望遠レンズがないしマクロもないことから、たまに撮影するだけにした。

さて、Pixel 7 proからPixel 2にファイルを移動する方法が問題だが、事前にPixel 4を持っているときに研究して、Resolio Syncを使うことにした。
これはピアtoピアのプロトコルを使うアプリで、有名なBitTorrentの名称変更版である。
使ってみるとあまりに高性能で他のアプリを使うのは意味がないというくらい完璧である。
使い方は送り出す方でフォルダを作り、そのQRコードを受け取る側で読み取るだけである。ただ、無料で利用するときは選択型同期を外さないと同期しないようだ。
そのように最低限の設定で使っていると、同期が始まらないのだが、送り出す方のフォルダをタッチし、中のファイルの一覧画面にしてあげると同期が始まる(他の方法でもよく、単にスリープ状態から起こしてあげればいいと思われる)。
今でもPixelならば元の画質、Pixel 2からPixel 5ならば節約画質で無料の容量が使えるが、Pixel 5aからは容量無料はなくなった。
自分のPixel 2も買った時点で既に半分壊れておりいつかは全く使えなくなる日が来るだろう。
乞食根性で情けないがGoogleにはできるだけ長く容量無料制度を続けてもらい、Pixel 5までの機種に次々と買い替えさえすれば無料容量を使えるようにしてくれるとありがたい。