2022年11月19日土曜日

Pixel での天体撮影

Googleフィードで勝手に出てくるニュースに Pixel 7 は天体撮影モードできれいに撮れないというブログがあった。
そのブログのいいたいことは Pixel 5 だと引き締まった黒い空に星が写るが Pixel 7 では灰色の薄明るい空に星が写り、写真が全く夜空の星に見えないということだ。

思い当たる節があったので夜中に撮影して確認してみた。
まず、Pixel 7 pro を三脚で固定し、天体撮影モードに入ったところでただシャッターボタンを押してみた。完全オート撮影の(露出、シャドウを無調節の) Pixel 7 pro ではいつもこのようなどこかムラのある白っぽい写真になり全く夜空の写真にはならない。

これが天体撮影機能のない完全オート無調整の Pixel 2 だと次のようになる。手持ち撮影だが自動的に夜景モードになり数秒間露出された。珍しく肉眼でたくさん星が見えた日だったので十分たくさん星が写っている。


Pixel 7 pro は天体撮影モードでシャッターが切れるのに4分以上かかったので寒い中時間をかけて何度か撮影したが、どの写真も白ぼけて変な写真しか撮れない。
ふと気づき、画面上の露出バーを下げたり、シャドウバーを下げたりしてプレビュー画面が夜空らしくなるよう調節してみた。右側の2つの調整用のバーが露出、シャドウで合っているか確認するためにヘルプを見てみると天体撮影ではこの2つを調節しますと書かれていた。

まず、露出を暗くして肉眼で見えるのと同じくらいの暗さにすると夜景モードから数秒経っても天体撮影モードには移行せず、ずっと夜景モードでの撮影しか出来なくなった。星が殆ど写らず真っ暗な写真になる。

次に天体撮影モードに移行されるぐらいの暗さにしたところ、建物が一応写るぐらいの明るさになり星もいくつか写った。


しかしまだ Pixel 2 の夜空より星が少ないので、さらに調節してみたところ、こんな感じまで改善した。明るく白っぽいところが撮影されないよう2倍の望遠にして空のより暗いところを狙ってみたが44秒ほどの露出時間で撮影された。



寒い中、小一時間ほど撮影に時間がかかり、Pixel 2 なら一分もかからず撮影出来るのに比べ酷く大変だった。電池も40%分ぐらい激減した。Pixel 7 pro の天体撮影がうまく行かないのは Pixel 6 以来の問題だと思うが、Tensor などという韓国三星のもののせいだと思うので Snapdragon を使ってほしいと思います。

2022年11月13日日曜日

Leitz Phone 2

ソフトバンクがライカのスマホの2代目を出した。2022.11.10発表で、2022.11.18発売開始だそうだ。

ライカと書いたが、スマホのほうはLeitz Phone 2 という商品名であり、Leica ではなく Leitz である。とすると、Leica は Leitz Camera の略なのだろう。知らなかった。

レビューによると何を撮っても味のある写真になる「Leitz Looks」というモードがあるそうだ。気になる。


レンズは単眼でF1.9、35mm換算19mmの焦点距離とのことなのでかなりの広角レンズである。ほっておくと最初から絵はかなり遠い感じに仕上がると思ってしまうが、実際の作例を見ると普通の焦点距離のレンズで撮った感じに撮れていたのでLeitz Phone 1代目と同じくデジタルズームの代わりに4720万画素のデータをトリミングして画角を狭める機構なのだろう。

買って見たいが22万円を超えるとのことでどうしようか?

2022年11月9日水曜日

Pixel 7 pro での皆既月食の撮影

Pixel 7 pro が30倍ズームの撮影ができるというので2022.11.8の皆既月食はどのように撮影できるのか楽しみにしていたが、結果はいまいちだった。

月といえば、華為のmate 30 proが同じく30倍ズームでくっきりとした月面写真が撮れることを売り物にしていたが、あまりにくっきりと撮影できるので元々スマホ内に保存している画像を使用しているのではないかと疑いをかけられていた。

mate 30 pro は光学3倍ズームなのでPixel 7 pro の光学5倍(4.8倍としている場合もある)より荒っぽくなるのが普通だが、月の写真はmate 30 pro のほうが圧倒的にクリアだ。ちょっとあり得ない結果なので mate 30 pro はチートしていると思ってしまう。
さすがに皆既月食の画像をスマホ内に保存してはいないだろうから mate 30 pro で皆既月食を撮影すれば疑惑の答えは出る。誰か撮影した結果を公表しないだろうか。

Pixel 7 proで月を撮影して分かったことは三脚で固定しないと月の模様は撮影できないということだ。手持ちで撮影するとただの光の塊になってしまう。

★手持ち撮影の場合★
☆三脚撮影の場合☆

光学で30倍だと月はキレイに撮影できるのだろうか?

2022年11月5日土曜日

Pixel の天体撮影機能

街の灯りが少ないところに行くと星がよく見える。

今までよく見えたところは、
・白布温泉(山形県米沢市)
・日光湯元温泉(栃木県日光市)
・はいむるぶし(沖縄県竹富町小浜)
・高湯温泉(福島県福島市)
だろうか?
天の川まできれいに見えたのは、白布温泉と高湯温泉だ。高湯のほうがたくさん星が見えた気がする。

Pixel はこのような星空を写真に出来るというので何度かトライしたが、夜景モードと比較にならない長時間露出なので周辺がちょっとでも明るいと写真にはっきり明るい部分が出てしまい、自宅ではうまく撮影出来た試しがなかった。
ところがこのところ朝の3時、4時ぐらいにベランダに出て空を眺めるとそれなりに星が見える。月がないのと雲がないことで明かりが少ないのが功を奏したのかオリオン座がはっきり見えた(オリオン座は本来どこでも見える明るさだとは思うが)。
高湯温泉で天の川を見たときは感動したので、それを写真にできるならば理想だが、自宅でも星空が撮れれば楽しい。
100円ショップで400円ぐらいの三脚を見つけたので、それで自宅の星空を撮ろうとやってみたが華奢で、ちょうどいい角度にしようと台の部分を何回か動かしたらカメラだったら直接ねじこむことになるネジが折れてしまった。なんとネジはプラスチック製だった。しょうがないので、撮影時期に間に合うか分からないが、
「SmallRig フレキシブルミニ三脚 スマホ 三脚 くねくね三脚 どこでも固定可能 iPhone 13/13 Pro/Pro Max用ミニ卓上三脚 BT-15 BeautyPod 1.5K 3446」という商品をAmazonで買った。ネット検索してhttps://my-best.com/6570 でおすすめ第一位になっていたものだ。使えるものだといいが。

Pixel 7 pro を使った夜の撮影で気付いたが、夜空をビデオ撮影すると、倍率 x1は目で見たのと同じような明るさで見えるが、倍率x0.5だと画面が真っ暗になった。しかも、倍率x0.5とx1、x5を行ったり来たりするとスマホが再起動してしまった。
超広角レンズのF値を調べるとF2.2でそんなに暗くない。しかし、ビデオ撮影ではF8ぐらいの暗さに感じた(写真撮影時には明るい)。本当に光学的にF2.2か疑わしい。倍率をx5にしたら望遠レンズに換わるのかまだ調べがついていないが、x0.5はx5より圧倒的に暗い。故障かと思ったくらいだ。動画はTensorチップでリアルタイムに補正ができないのでx0.5での動画撮影の暗さ・再起動は超広角カメラがかなりの低性能であることを示しているように思えてならない。

2022年11月3日木曜日

Pixel 7 proのマクロ撮影

Pixel 7 proで花の写真など対象に寄った撮影をしていると、画面に花のアイコンが出てくる。マクロモードになっていますよ、という意味である。
ただ、通常モードからマクロモードに入るのは素早いが、マクロモードから通常モードにはなかなか戻らない。ちょっと離れるだけではダメで、別の方にレンズをいったん向けて再度目的の撮影対象に戻らなければならない。
しかも、マクロモードはパンフォーカスになっていてボケ写真が取れない。撮影中スマホの画面上で「いい感じにボケて来たな」と思うとマクロモードに入ってしまい詰まらない絵になって、通常モードに戻りたくても戻れないということが続いている。
(余談だが、外国人が書いた記事の中に猫をマクロモードで撮った写真があったが、背景がボケていた。これはマクロモードで撮影していないか、後付けでボケをしたと思われる。誤解を生むような作例はやめてほしい)

と、ここでマクロモードはスマホの初期設定のときにONにしたからOFFにできるよな?と思い検索すると花アイコンをタッチすればマクロモードが外れるという記事がありました。知らなかった!
今度試そう!

⇒翌日、朝に試しました。マクロモードを簡単に外せました。
マクロモードで花を撮ろうと思っていましたが、実際使ってみるとマクロモードは虫眼鏡を使っているような距離感でした。ピントが合う範囲で約4cmまで寄れました。もっと寄るとピントが外れます。